「ブログがなかった頃の僕のブログ」

これは2000年1月から9月まで日刊デジタルクリエーターズという メルマガで筆者が連載した「世界1周洋上放送局プロジェクト」 のアーカイブです。

2000-02

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「ip2000」プロジェクト奮闘記  00012(2/1)夢のアドレス帳

さて、世界一周の船にプロダクション機能を載せ複数のコンテンツを制作していくという骨格が分ってきた「ip2000」プロジェクトですが、それだけではまだ企画として甘いですね。なにを? 誰が? どうやって作って行くのか? まずは賛同者を集めながら企画を練って行こうと思いました。2 月にプレゼンツールを作り披露できるようになったら、具体的なスポンサーを集めて4 月に制作準備! 5 月に出航だ! 身近な人にテストプレゼンを済ましてから、いよいよ本格的な布夢活動。私は布教する代りに「夢」を伝染させていくことを「布夢活動」と命名することにしました。布夢をさかんにすると「フムフム」となり「夢」はあらたな「納得」へと変化していくのでした。(本当か?)金曜は、クリーク&リバーという人材派遣会社の新年会がありました。映像からゲームからマルチメディア(うーん、なんかもっといい言い方ないんかな)までさまざまな業界の関係者がなんと1000人も有楽町の国際フォーラムに集ったのです。ここへの参加の目的はただひとつ! 布夢活動! うーん、なんかやばいネズミ講でもやっているような気分になってきました。しかし仕事で遅くなり、会場に入ったのはすでに1 時間経過。残り時間1 時間しかありません! この1000人の誰に声を掛けるのか? これは大問題です。ある番組の取材で25歳の男の子にインタビューしたときに彼は「一生で出会える人の数は1 万人が上限らしいんですよ。だから、僕はすべての出会いを大切にするんです」と印象的なことを話していました。それから言うとここにいる会場の1000人にどうがんばってもあと1 時間で声をかけられるのは10人。それは賭けでもあると同時に運命でもあります。カワイイオンナノコのデザイナー風の子もいっぱいうろうろしています。うふふ、おっといかん! 外見で声をかけてはいかん。キモに命じながらまずは手がかりとなる胸のバッジ(名刺が入っている)を凝視します。しかし名刺というものは遠くから見るようにデザインされたものではないわけで、かなり近づかないと社名も見えないし名前も見えないわけです。名前を見てから、今度は人となりを見ます。そこで話してみたい! と思う人だけに声をかけてみます。こちらは名刺だけでは足りないので、ハガキのカードに最近の仕事をプリントしたものを補助ツールとして持っています。大量の人に会った時の思いだしツール用として、MPEG4 のデジカメも持っていますが今日の制限時間ではそういうことは必要なさそうです。そこで結局、お役所からメーカーまでいろんな人に会いましたがひとり「タイミングばっちり!」という人に会いました。それが CG アーツ協会の方です。ちょうどこのデジクリで知って応募しなければ! といっていた「DMP」の企画をしている方だったのです。パーティの相手の時間配分も考えて、超短縮系で「ip2000」をプレゼンしました。「おもしろそうですね」との反応。「プレゼンには参加しますからね!」と宣言してその場を握手で分れました。そして会社に戻り、今日会ったすべての人のメールアドレスをアウトルックのデータベースに。名刺は名刺フォルダに入れたが最後見なくなるものです。まだ相手のあたたみが残っている時期に入力して、1 通の挨拶メールを入れなければいけません。それが今後の関係を決定づけるからです。なぜなら、仕事相手でもない限り、相手は私のアドレスをメールソフトに入力することはありません。しかしメールを送れば・・または何通もメールのやりとりが続けば、登録してくれる、かもしくはフィルターしてくれるようになるわけです。そうなれば、私はその人に対して発言する権利をもらったも同じことです。さあ、出会った10人に土曜の早朝に送りましたから、今日くらいにはひととおり反応があってもいいころです。夢のアドレス帳には、人が多すぎて悪いことなどないですからね。(続く)

「ip2000」プロジェクト奮闘記  00013(2/2)夢のアドレス帳

さて、世界一周の船にプロダクション機能を載せ、複数のコンテンツを制作していくという骨格が分ってきた「ip2000」プロジェクトですが、なにを? 誰が? どうやって作って行くのか? まずは賛同者を集めながら企画を練って行こうと思いました。2月にプレゼンツールを作り、披露できるようになったら具体的なスポンサーを集めて4月に制作準備! 5月に出航だ! 私は布教する代りに「夢」を伝染させていくことを「布夢活動」と命名することにしました。布夢をさかんにすると「フムフム」となり「夢」はあらたな「納得」へと変化していくのでした。インターネットというのは、世界を変えています。しかし、人々の生活を確実に変えているのは電子メールというものでしょう。というのも、Web は能動的な人以外は根本的に生活や人生が変るたぐいのものではまだないからです。しかし、電子メールは人の接点に関する概念を変えました。実際、このプロジェクトを実現させるのに電子メールがなかったら? それは実現不可能なものでしょう(と、さももう実現したような言い方をしたりして)。先日、親に久しぶりに会うことがあり、このプロジェクトの話をした時にふとしてくれた話がありました。それは1970年(それは自分の生まれた年なんですが)の大阪万博のこと。これは今の経済企画庁長官である堺屋太一氏が20代中盤で、若手のスタッフと組んで1ヶ月くらいで企画提案したものだという話。もう老けた親の話ですから、どこまで正確なのかは怪しいものですが、しかし驚きました。その年齢ではなく、その当時のインフラでその期間に、あれだけの大きいことを実現させることの凄さを。「アポロ13」を見て、大気圏突入の角度をいろんな管制官が検算して確めるシーンを見て「凄い!」と感じた時の感覚に近いですね。そう考えると、なんてたやすく人に伝達できる手段のある時代なのだと。それを利用しないもするも、使い手次第なわけです。連載も10回を越した先週に一度こんなメールを100人の方に出してみました。もちろん自分の連載部分の10回分をこの文章のあとに添えて・・(うーん、迷惑なメールかもしんない・・すんません)-------------(送信メール引用)-----------------------ご無沙汰しております。突然の長文メールお許し下さい。このメールは過去にお会いした人のアドレス帳を見ながらひとりひとりの顔を思い出してこの情報を本当に伝えたいと思う方々にだけ送らせていただいています。私、2000 年から以下のメール新聞で連載を持ち始めました。【日刊デジタルクリエイターズ】 (中略)なんと毎日連載という自らの首を締める形態をあえて選択。今年の自分の夢が失敗か成功するまで続けるという無謀なものです。1万4千人に対して「狼少年」で終るか「夢の実現者」となるかの賭けです。BS デジタルがスタートするこの 2000 年に今までの会社の人脈から派生する仕事をプロデュース(というよりコーディネート)することから自分のやりたい驩謔lットを使っていろいろな人を巻きこんでカタチにする本当の意味の「プロデュース」をしたい!そんな気持ちでこのプロジェクトの連載をはじめました。CM、CG、映画、ゲーム、WEB、CS とやってきた今までの体験をすべて引出してトライしようと思っております。10 回目に入りましたがもし読んで頂いて興味が沸いたら是非購読してください!よろしくお願いします!!PS 会社の仕事もちゃんとやってます!(to 業務関係者各位)プロデューサー 川井拓也(カワイ タクヤ)-------------(送信メール引用終り)-----------------------さて、どんな反応がきたでしょう?(続く)

「ip2000」プロジェクト奮闘記 00014(2/3)レスポンス

さて、世界一周の船にプロダクション機能を載せ、複数のコンテンツを制作していくという骨格が分ってきた「ip2000」プロジェクトですが、なにを? 誰が? どうやって作って行くのか? まずは賛同者を集めながら企画を練って行こうと思いました。2月にプレゼンツールを作り、披露できるようになったら具体的なスポンサーを集めて4月に制作準備! 5月に出航だ! 私は布教する代りに「夢」を伝染させていくことを「布夢活動」と命名することにしました。布夢をさかんにすると「フムフム」となり「夢」はあらたな「納得」(?)へと変化していくのでした。連載も10回を越した先週に、一度「連載を始めたことの告知」をメールを100人の方に出してみました。もちろん自分の連載部分の10回分の文章を添えて・・するとこんなレスポンスが返ってきました。・科学者の方(番組取材で出会いました)いつも川井様からイベントのお知らせをいただき、面白そう! 行きたい! と思いながら、時間の関係で参加できずにきました。今回も、ご連絡ありがとうございます。とても面白そうな企画ですね。このあと、どうなっていくのか興味津々です。(以下を)ちょくちょくチェックさせていただきます。http://www.taiyonet.or.jp/kawai/ip2000/index.htm を、・映像系のオンナノコ(大学の先生の紹介で出会いました)川井さんも熱い男ですよね。ワタシもがんばらなきゃな〜って思ってます。・大学時代の友人(大学のメーリングリストです)それでは、今後のキミの活躍を和歌山より影ながら応援しています。ガンバレヨ!!! そうそう、キミの「メール新聞」を今後も読みたいのですが、どうすればいいのだ? 教えてくれ!・広告代理店の方(NYまで出張を共にした方です)エネルギーのある人は違いますね。夜中の4時にこんなメール打ってくるとは・・。なかなか熱くていいじゃないですか。期待してますよ。・メーカーのマーケの方(セミナーで一度だけお会いしました)メール大変興味深く読ませていただきました。奮戦記今後も是非読ませていただきます。・ロボカップの研究をしている科学者の方(番組取材をしました)そういう意味でも、船上でのIP2000プロジェクトには興味があります。RoboCupでも、ビデオをかついでいる人がたくさんいますから。(^_^)購読したいのですが、メールマガジンに登録すると川井さんの連載も配信されてくるのでしょうか?・VJ の方(初めて出会った VJ の方です)送っていただいた企画、とても興味深く読ませていただきました。船でいろんなところを周りながら、なにかを作っていくなんて夢のような企画ですね。具体的になにをどうするということは、おいておいてもとりあえず、一度ちゃんとお話しをうかがいたい気持ちになりました。もし、時間がおありでしたらお会いしたいです。ご都合のよろしいときが、あったら連絡ください。・コンポーザーの方(ベトナムにこもったことのある作曲家の方)昨日・・さんから川井さんの『「ip2000」プロジェクト奮闘記』を転送してもらい、とても興味深く読ませていただきました。(承諾無しですみません。。)年賀状の謎のメッセージはこの事だったんですね! もし良かったら、今後ぼくの方へも文章をメールで送っていただけないでしょうか?よろしくお願いいたします。(引用終了)連載を死んでもやめられない罠を自分にまた仕掛けてしまいました。でもほら? 519号から購読者が少し増えたでしょ?(>柴田さん)レス第二弾はまた明日(とこの調子で紙面を埋めて楽してしまったりして)(続く)▼もう引くに引けませんね

「ip2000」プロジェクト奮闘記 00015(2/4)レスポンス2

さて、世界一周の船にプロダクション機能を載せ、複数のコンテンツを制作していくという骨格が分ってきた「ip2000」プロジェクトですが、なにを? 誰が? どうやって作って行くのか? まずは賛同者を集めながら企画を練って行こうと思いました。2月にプレゼンツールを作り、披露できるようになったら具体的なスポンサーを集めて4月に制作準備! 5月に出航だ! 私は布教する代りに「夢」を伝染させていくことを「布夢活動」と命名することにしました。布夢をさかんにすると「フムフム」となり「夢」はあらたな「納得」(?)へと変化していくのでした。連載も10回を越した先週に、一度「連載を始めたことの告知」をメールを100人の方に出してみました。もちろん自分の連載部分の10回分の文章を添えて・・今日は後半です。・システム系の御仕事のお友達(メールで出会った友人)かなり目が疲れたけど、結局連載読んじゃったよ。がんばってるねー。男が夢を語るのは、いつでも良いものだわ。(^o^)・デザイン系の友達(発想がすごくおもしろい人)アタクシも少しまえまで購読していました。それはさておき、川井さんの悪巧みは面白いです。実現に向けてガムバッテ下さい。期待しております。・某デジタル系ショップの店主(VJ イベントで出会った)お世話になります。何やらオモロイ&タフなこと始めましたね!いつでもこえかけて下さいね!・Web プロダクションのマネージャーさん(ちょうどその時期仕事をしていた人)日刊デジクリの件、メールありがとうございました。早速、購読申込登録させて頂きました。日刊ということで、あの激務の中、川井さんのチャレンジには頭がさがる思いです。毎日、楽しみにしております。頑張ってください。・コンポーザーの方(企画自体を思いついた時に一緒に乗りたいとイメージした人のひとり)こんばんは。バックナンバーありがとうございました。ベトナム行きたいですね。とても。船上で作曲もしてみたいですね。別に船をテーマにした曲を作るつもりはありませんが。。。理想論かもしれないけど、限られた機材環境をフルに使って、活動をしてみたいってのは昔からあります。(量的にはぼくは他の作曲家よりも少ない方ですが、もっと減らしたい)本当のノマドになりたいって事ですね。システムとは、速度や(多い)量、広さを優先した農耕型だけが唯一ではなく、移動しやすい(少ない)量を第一とする遊牧型もあって良いと思います。もちろんモバイルという概念は一般化しつつありますが、今の所は所詮でかいシステムの一部、あくまで端末ですよね。最終的にはでかいシステムに吸い取られるための仮のメモリ。船上という環境が、なにかそういった流れを変えるきっかけになるんではないでしょうか?・若い演出家(仕事をして取材対象に迫るテクに驚いた)6月からの参加じゃだめっすか?5月いっぱいまで仕事入ってました。でも世界、行きたい!・某代理店の営業の方(仕事をさせていただいた人)連載メールを拝見しました。おもしろいですね。ip2000のお役に立てるかどうかはよく分かりませんが、是非一度、詳細のお話を聞かせて下さい。(引用終了)ということで、その後もいろんなところから反響がありましたが、まだ話し始めて間もないので「おもしろそうだね」止り。しかし、上の引用の中のコンポーザーの方のように、これから説明しようとしているコンセプトを先に感じてくれた人もいてうれしいかぎりです。これからこのものめずらしいプロジェクトを本当に稼動させるための挑戦が始ります。と、連載していたらなんと DMP の締めきりが来週に迫っているではないですか! 大変 オフィシャルの企画書をすぐに作らないと間に合わない! しかし日々の業務がなぜか激増して、さらに会社の組織すらゆるがす大きな事件がいくつも勃発!うぐぐぐ、しかしアドレナリンでてきましたよお〜!(続く)▼あやうく落ちそうだった本日分、でした。

「ip2000」プロジェクト奮闘記 00016 (2/7)船の正体・・・・

さて、世界一周の船にプロダクション機能を載せ、複数のコンテンツを制作していくという骨格が分ってきた「ip2000」プロジェクトですが、なにを? 誰が? どうやって作って行くのか? まずは賛同者を集めながら企画を練って行こうと思いました。2月にプレゼンツールを作り、披露できるようになったら具体的なスポンサーを集めて4月に制作準備! 5月に出航だ! 私は布教する代りに「夢」を伝染させていくことを「布夢活動」と命名することにしました。布夢をさかんにすると「フムフム」となり「夢」はあらたな「納得」(?)へと変化していくのでした。知合いへのメールでの誘導作戦も展開していよいよ本格的な企画作業へと移っていきます。今日は私が目をつけている船旅の、主催者の説明会に行ってきました。高田馬場にあるその事務所は、以前私が行っていたことのある事務所とは大きく変り、大きくなっていました。実は私は88年、89年と学生時代に、この同一の主催者が企画する船に乗ったことがあります。その大きくなった事務所と、自分のこれまでの人生を重ね合わせ、妙に神妙な気分になっていたりします。その船の名はピースボート。http://www.peaceboat.org/もともとは早稲田の学生がはじめた船です。マスコミでもさまざまな話題になったことがあると思います。基本的には世界平和のために船旅を企画しているところであります。しかし、そこに乗る人の目的はさまざま。本当に歴史について勉強していく人もいれば、安い船旅として乗る人まで……。私が乗ったのは2 週間程度のアジアエリアのクルーズでしたが、世界一周ともなるとまた違った層なのでしょう。今日はボランティアスタッフと呼ばれるものの説明会でした。ツアーの説明会とは別に、こういったものが行われているのがピースボートの特徴。1 時間働くと船旅から1000円ずつ割引になっていくのです。この説明会を狙ったのは、メインのスタッフと直接コンタクトがとれるからです。企画の説明を逆にして一気に話のベースを作りたい。そんな意気込みと「はたしてピースボートサイドの思想と商業的な企画」がうまくかみ合うのだろうか? という不安と共に事務所へ。さて、どんな展開になるでしょうか? (続く)

「ip2000」プロジェクト奮闘記 00017 (2/8)社会人と会社人

さて、世界一周の船にプロダクション機能を載せ、複数のコンテンツを制作していくという骨格が分ってきた「ip2000」プロジェクトですが、なにを? 誰が? どうやって作って行くのか? まずは賛同者を集めながら企画を練って行こうと思いました。2月にプレゼンツールを作り、披露できるようになったら具体的なスポンサーを集めて4月に制作準備! 5月に出航だ! 私は布教する代りに「夢」を伝染させていくことを「布夢活動」と命名することにしました。布夢をさかんにすると「フムフム」となり「夢」はあらたな「納得」(?)へと変化していくのでした。知合いへのメールでの誘導作戦も展開していよいよ本格的な企画作業へと移っていきます。まずは重要なベースとなる船のことを解決していきましょう。ピースボートhttp://www.peaceboat.org/の事務所に説明会に行きました。そこでは若いエネルギッシュなスタッフが溢れていました。クルーズの意図や、今までの経験を元にいろいろな説明が行われます。プレゼンテーションともいえます。企業の広告のプレゼンテーションを、仕事として多く関ってきたことがありますが、彼らの説明はそれらのプレゼンテーションに決してひけを取らないダイナミックさがありました。しかも、それらのプレゼンテーションは映像やカンプライターが描いたコンテや、パワーポイントの美しいスライドがあるわけでもなく、あくまで身振り手振の話だけなのです。自分が見てきたものを伝えどう参加者、賛同者を増やしたらいいか? それを日頃から考えている彼らは、おそらく学生もしくはフリーターでありながら、実にしっかりとした目線を持っています。軟弱な社会人、いや会社人にはない野性的な目つきです。私はむしょうにワクワクしてきました。このムード、このテンション。自分なりに維持してきたつもりだけど、ここに来ると負けていると感じました。それがうれしい。本気な彼らに自分の本気を伝えるという一大作業が始るわけです。業界でプロであることや、所属する会社の大きさなど彼等には通用しません。「夢」の大きさだけが対抗できる要素なのです。今回の船の世界一周の予定は以下のようになっています。http://www.peaceboat.org/new/0005/index.html2000/5/22 東京 (日本)   5/26 香港 (中国)   5/28 ダナン (ベトナム)   6/1 シンガポール   6/6 コロンボ (スリランカ)   6/11 ポートビクトリア (セイシェル)   6/14 モンバサ (ケニア)   6/21 マッサワ (エリトリア)   6/25 スエズ運河   6/25 ポートサイド (エジプト)   6/27 アシュドット (イスラエル)   6/30 ピレウス (ギリシア)   7/2 ドブロブニク (ギリシア)   7/4 チビタベッキア (イタリア)   7/10 ラスパルマス (カナリア諸島)   7/20 ハバナ (キューバ)   7/24 パナマ運河   7/28 アカプルコ メキシコ   8/5 バンクーバー (カナダ)   8/15 カムチャッキー (ロシア)   8/19 東京 (日本) クルーズまであと100 日程度。定員は600 人。これだけの期間を船旅にあてられる人というのはふたつに分けられます。よっぽど時間のある人か、あらゆることに決断して「時間を作った人」です。そしてこの説明会で驚くべき数字が分りました。なんと現在の申込者の数が・・・・。(続く)

「ip2000」プロジェクト奮闘記 00018 (2/9)前向きなリスク?

さて、世界一周の船にプロダクション機能を載せ、複数のコンテンツを制作していくという骨格が分ってきた「ip2000」プロジェクトですが、なにを? 誰が? どうやって作って行くのか? まずは賛同者を集めながら企画を練って行こうと思いました。2月にプレゼンツールを作り、披露できるようになったら具体的なスポンサーを集めて4月に制作準備! 5月に出航だ! 私は布教する代りに「夢」を伝染させていくことを「布夢活動」と命名することにしました。布夢をさかんにすると「フムフム」となり「夢」はあらたな「納得」(?)へと変化していくのでした。知合いへのメールでの誘導作戦も展開していよいよ本格的な企画作業へと移っていきます。まずは重要なベースとなる船のことを解決していきましょう。船として使用を想定しているピースボートの説明会に行きました。このプロジェクトの可能性を打診するためです。そしてこの説明会で驚くべき数字が分りました。なんと現在の申込者の数が600 人の船の定員に対して900 人に達しているんだそうです!!! このご時世に80日間の船旅にそれだけの人間が人生をかけてこの船に乗るわけですね。なにせ80日船旅をするのは、学生はもとより社会人にとってはひとつの賭けのようなものです。説明会でスタッフはいいます。「会社どうしよう? 学校どうしよう? ペットどうしよう? お金どうしよう? 考え始めたらマイナス要素ばかりあげてしまいますが、どこかで踏みきらない限り多分乗れないでしょう」その通りですね。そして私が、この船に乗る人間と時間を共にしたいと思う気持ちはここにあります。リスクを背負ってまで参加するからには、それを充実させたいと思っているわけです。そういう人間の集団というのは力があります。ある意味の宗教ともいえます。私はつねづね、個人があるモノに対してリスクを背負った分真剣になるという持論を持っています。単純な話、会社でPCを個人で買って使っている人と、会社に与えられて使っている人の技術取得の早さに違いがあるのと同じです。自腹切って痛めてそれを活用しなければその投資が無駄になる! と考えるから、人は一生懸命PCの使い方、そして自分の仕事を効率良くするための方法を身につけようとするのです。そしてその900 人ですが、慣例に従えば半分はキャンセルするそうです。とはいえ安心はしてられません。80日間98万円の一番安いコースは既に締めきりとなってしまったとのこと。すると残るコースというのは? (続く)

「ip2000」プロジェクト奮闘記 00019(2/10)スイートなんて甘い?

さて、世界一周の船にプロダクション機能を載せ、複数のコンテンツを制作していくという骨格が分ってきた「ip2000」プロジェクトですが、なにを? 誰が? どうやって作って行くのか? まずは賛同者を集めながら企画を練って行こうと思いました。2月にプレゼンツールを作り、披露できるようになったら具体的なスポンサーを集めて4月に制作準備! 5月に出航だ! 私は布教する代りに「夢」を伝染させていくことを「布夢活動」と命名することにしました。布夢をさかんにすると「フムフム」となり「夢」はあらたな「納得」(?)へと変化していくのでした。知合いへのメールでの誘導作戦も展開していよいよ本格的な企画作業へと移っていきます。まずは重要なベースとなる船のことを解決していきましょう。船として使用を想定しているピースボートの説明会に行きました。80日間98万円の一番安いコースは、既に締めきりとなってしまったとのこと。この安さを考えればいかに船旅がいいものか、ホテルや飛行機ではこうはいかないわけです。しかし、他のコースはだんだん高くなっていきます。そしてプロダクションスペースを確保するためには、どうしてもスイートの広さが必要です。この部屋はいくらかというと360 万円!!!! 撮影機材・映像・CGコンピューターの部屋にひとつ、音響・MA・作曲の部屋がひとつ、合計で720 万円。ひえ〜! って全然安いですよ。80日のポスプロ作業するんですから、こんなショバ代なんて海の藻屑みたいなもんです(?)このスイートは3 つほどまだ空きがあるとのこと。これも時間の問題。1部屋5万の手付金を払えば押えられるのです。しかし今スタッフルーム、機材ルームをおさえるのはさすがに時期尚早というもの・・・。しかし一気に自腹切って、あとにひけなくしてしまうという手もあるなあ。誰かのコラムで「前向きなリスク」とかって読んだ覚えがあるし。銀行に行ってきました。う〜ん、払える金はあるな・・・。自虐モードONかあ〜?さて、一方ピースボートのスタッフとのメールのやりとりがはじまりました。「隊長」という愛称で10年前に乗船したときによばれ親しまれていた人が相談相手です。最初のレスが戻ってきました。さすが「隊長」なメールです。(続く)

「ip2000」プロジェクト奮闘記 00020(2/14)海の孤島

さて、世界一周の船にプロダクション機能を載せ、複数のコンテンツを制作していくという骨格が分ってきた「ip2000」プロジェクトですが、なにを? 誰が? どうやって作って行くのか? まずは賛同者を集めながら企画を練って行こうと思いました。2月にプレゼンツールを作り、披露できるようになったら具体的なスポンサーを集めて4月に制作準備! 5月に出航だ! 私は布教する代りに「夢」を伝染させていくことを「布夢活動」と命名することにしました。布夢をさかんにすると「フムフム」となり「夢」はあらたな「納得」(?)へと変化していくのでした。知合いへのメールでの誘導作戦も展開していよいよ本格的な企画作業へと移っていきます。まずは重要なベースとなる船のことを解決していきましょう。さて、一方ピースボートのスタッフとのメールのやりとりがはじまりました。最初のレスが戻ってきました。> 川井様> > 読みました。> それにしても、こんなに長文だったとは…………(企画書代りにデジクリの連載文を一気に送ってしまった・・)> > ip2000に関して、最大限協力していきたいと思います。> > 船は物理的な閉鎖空間であると同時に、情報も入ってこないし出ていくこと> も困難です。現在、船上の事務局と東京の事務局間ではe-mailによる通信を> 行っていますが、プロバイダへの接続のためにもインマルサットの国際回線> を使用しなければならず、長時間接続すると膨大なコストがかかります。> (us$10.00/分)不確かな情報として、衛星を使った「無線の専用線」みた> いなものがあるという話を聞いたことがあります。果たしてこれが、船の上> で使えるものなのかどうかは分かりません。しかし、とにかく作成したコン> テンツをどう発信させていくのかという問題さえクリアーされれば、ひじょ> うに展望が開けてくると思っております。最大限の協力とはうれしい!!!最初の一歩が進みました。で、さらに第一の想定クライアントが決りましたね。インマルサットかあ。「船と星と地球結ぶプロジェクト!」おおげさだけどロマンだな。A 型みずがめ座、つむじふたつの自分に合っているシチュエーションだ。インマルサットのほかにもうひとつ手があるな。各寄港地にIBM などのアクセスポイントを提携しておきアップロードするという手。映像番組は DHLで送ればいいけどWEB はやはりリアルタイム近いカタチで送りたいものだし。寄港地リストを見なおしてみよう。アクセスポイントがあるかな?香港 (中国) ふむ。ダナン (ベトナム) うむ。シンガポール ふむ。コロンボ (スリランカ) うむ。ポートビクトリア (セイシェル) むむ。モンバサ (ケニア) うぐっ。マッサワ (エリトリア)ぐぐっ。スエズ運河 うう。ポートサイド (エジプト) 以下反応省略アシュドット (イスラエル) ピレウス (ギリシア) ドブロブニク (ギリシア) チビタベッキア (イタリア) ラスパルマス (カナリア諸島) ハバナ (キューバ) パナマ運河 アカプルコ メキシコ バンクーバー (カナダ) カムチャッキー (ロシア) こりゃ、インマルサットしかねーな。(続く)

「ip2000」プロジェクト奮闘記 00021(2/15)夢の饗宴者?

さて、世界一周の船にプロダクション機能を載せ、複数のコンテンツを制作していくという骨格が分ってきた「ip2000」プロジェクトですが、なにを? 誰が? どうやって作って行くのか? まずは賛同者を集めながら企画を練って行こうと思いました。2月にプレゼンツールを作り、披露できるようになったら具体的なスポンサーを集めて4月に制作準備! 5月に出航だ! 私は布教する代りに「夢」を伝染させていくことを「布夢活動」と命名することにしました。布夢をさかんにすると「フムフム」となり「夢」はあらたな「納得」(?)へと変化していくのでした。「夢」を伝えるためには強力なエバンジェリストが必要になります。そしてその「夢」をビジネスに載せるためのプロの仕事が必要になります。そのふたつを兼ね備えている予感をする人に出会うことができました。先週、私はネイティブアメリカンを扱った番組の打上げを行ったのですが、そこにいろいろな人を招きました。もちろん、私の興味は過去の番組にはなく、次のプロジェクトである「ip2000」の広報活動のためです。そこで2 人の運命的な出会いがありました。運命的というのは、私が自分のプロジェクトを進めるのに、前向きな気持ちの自己暗示をかけるためによく使用する言葉です。どちらも女性ですが、ひとりはカメラマン、ひとりは詩人兼ライターです。たまたま友人や仕事仲間がつれてきてくれた人なのですが、早速このようなメールのやりとりが始りました。カメラマンからのレス> 実は私、その昔ライブでインターネットに画像を送る> カメラマンをしてました。> 国内で、携帯のアンテナや衛星を使って、> 海から、陸から、しかもバックパッカーな状態で> リアル猿岩石をしてきたわけです。> 企画書読ませていただきました。> 船の300の目を使う媒体をスチールにする場合> 船の中のラボの規模を詳しく調べる必要がありますね。> ラボの処理能力しだいで、スチールはあきらめざるを得ないでしょう。> デジカメにするなら、スポンサーを新たに加えることも必要でしょう。> 今回の寄港地にはAOLのアクセスポイントがあるだろう〔ロシアは?〕とのこと。> WEBでタイムリーに番組は後でと、考えているのなら> イリジウムで十分だろうと思われます。> もちろん編集作業とアップロードを船でとお考えなら、> インマルサットなんですけどね。> 今回、筑紫テツヤが乗船するという噂ですが> 比較的ヒマであろう航海中に、この人を利用しない手はないのでは?!> それなら、テーマも決まりやすく300人も動かしやすいのでは?> もっといろいろ話したいのですが、詩人から> いっやぁ・・・。> あの企画かなりきちゃいました。すごいです。> 音なら「50cm程の筒に耳をあてたときの音」> 色なら「山形りんごのヘタの周り」> って感じでしょうか(真笑) > 電車のなかで読ませていただいたんですけど> うーん。ひさしぶりに面白いものを読んだという> 充実感で溢かえってしまったいましたぁ。> > 私は普段もわくわくしてるんですけど> 少なくてもその3倍半はわくわく状態してます。> ろっ骨と胃の間あたりが痛くつぐったくなる現象で> 痛くつぐったさが高まるにつれ度数も高まります。今週はこのふたりとピースボートに乗りこみ、スタッフに向けてプレゼンをすることにしました。女性の力というのは非常に大きなものです。「夢」を見る力も、男性とは比べ物にならないくらい強いからです。私はつねづね、社会とか会社とかに縛られる柔軟性に欠ける「男性」という性は、はかないと考えてきました。今回このような強力な「夢」の共演、いや饗宴者が現れたことは「運命」以外のなにものでもないと確信するわけです。(続く)▼わたしも共演者は女性の方がいい。な、ハマムラデスク。▼えへへ。でも女の方が現実的な気もするんですがぁ。(ハマムラ)

「ip2000」プロジェクト奮闘記 00022 (2/16)目でつながること

さて、世界一周の船にプロダクション機能を載せ、複数のコンテンツを制作していくという骨格が分ってきた「ip2000」プロジェクトですが、なにを? 誰が? どうやって作って行くのか? まずは賛同者を集めながら企画を練って行こうと思いました。2月にプレゼンツールを作り、披露できるようになったら具体的なスポンサーを集めて4月に制作準備! 5月に出航だ! 私は布教する代りに「夢」を伝染させていくことを「布夢活動」と命名することにしました。布夢をさかんにすると「フムフム」となり「夢」はあらたな「納得」(?)へと変化していくのでした。今日は仕事でSONY さんに伺う機会がありました。私はかねてからVAIO に搭載されているグローバルサイバーコードという機能に注目しておりまして、これの縁で今日の打合せとなっているわけです。次号の「effcts」にも記事がのりますが、いわゆるテレビ番組の画面に2 次元バーコードであるサイバーコードをタイトルとして入れて、それをVAIO のC1シリーズもしくはVAIOGEAR のVAIO カメラで認識させると、番組の登場人物や商品に合わせてインターネットに誘導するという仕組みなのです。ちょっと分りにくいと思いますが、要はなにに注目しているかというと画像認識という仕組みです。通常、モノとモノがつながり互いを認識しあって動作するには、プロトコルとか物理的な接続が前提となります。USB という仕組みがあって、パソコンとスキャナーが「関係」を作るわけです。しかし、このグローバルサイバーコードは画像を「カメラ」を介して認識させるという物理的な接触がないまま、時間軸を持つ映像とインターネットをつなげることができるのです。よく番組に長い長いURL が出て「こんなの誰がメモするんだろう?」とかラジオでハイフンやドットだらけのURL をDJ が読んでいる時に、同じようなことを感じたことはないでしょうか?http://vaio.sony.co.jp/Style/Topics/Tv/life.htmlそれを簡単にしてあげるのがこの仕組みです。もちろん、ネットに常時接続されているという前提があるので、時期尚早な企画というのは分っていますが、そこはCS、少数マーケットならではのテストをしなければ損なわけです。私はそれらのサイバーコードを使用した番組をいくつかプロデュースしてきたので、また新しいことができないか? とSONY さんに御邪魔したわけです。そしてもちろんサイバーコードの先には「ip2000」をSONY さんに持ちかけてVAIO をたんまり協賛いただくという下心があるわけです。下心は大切です。打合せ用の書類の下にデジクリの過去20号分の分厚いコピーを隠して、いざ、品川のSONY さんに乗りこみます。いつのまにかデジクリのバックナンバーが「企画書」代りになっております。さて、世界のSONY さんを口説くことができるでしょうか?(続く)

「ip2000」プロジェクト奮闘記 00023 (2/18)脈あり

さて、世界一周の船にプロダクション機能を載せ、複数のコンテンツを制作していくという骨格が分ってきた「ip2000」プロジェクトですが、なにを? 誰が? どうやって作って行くのか? まずは賛同者を集めながら企画を練って行こうと思いました。2月にプレゼンツールを作り、披露できるようになったら具体的なスポンサーを集めて4月に制作準備! 5月に出航だ! 私は布教する代りに「夢」を伝染させていくことを「布夢活動」と命名することにしました。布夢をさかんにすると「フムフム」となり「夢」はあらたな「納得」(?)へと変化していくのでした。SONY での打合せは別件から始まり、タイミングを見ながら進めました。商品と今後の企画の接点を前提とするわけですが、「ip2000」はデジタルツールの発展と安価化を前提としているので最適なわけです。あらかじめメールでデジクリは送信してあったので、その打ちあわせの場にいるリーダーの人は知っています。若い人に向って説明をして、結果は?「うちは是非協力したいけど、スポンサードという意味ではマーケティングの○○さんですね。言ってみたらどうですか? 乗る可能性ありますよ」との返事! ○○さんとは以前の仕事の付合いで知っている!!これは企画書を作って突撃せねば!そして、明日はいよいよピースボートの全体会議に乗りこんで協力を呼びかける日。女性3 人と乗りこみます! (続く)

「ip2000」プロジェクト奮闘記 00024 (2/21)逆転錯覚現象

今年から始めてきたこの連載遂に一回落ちてしまいました。これは自分として大きな失敗。このプロジェクトの意思の固さを表現するのが「継続」に含まれいるのに・・・。自ら深く反省しております。しかしこの落ちた周辺で起った出来事は今後の連載の方針を大きく変えるであろうことが含まれています。実はこの連載は本当の意味のリアルタイムコラムではありませんでした。すでに考えがまとまっていることや、へたすると去年経験したことをコラム風に整理しながら、数日前の出来事をまとめていくスタイルをとっていました。少しタイムラグを置いて書いていたのは、ネタが足りないからと思っていたからです。しかし、ここ数日で起っているのは「現実の逆転現象」というものです。中学生の頃スティーブマックイーン主演の映画「栄光のルマン」を見たときに、冒頭ポルシェに乗ったマックイーンの車をカメラが並走するシーンがあるのですが、そこでクルマが前進しているのに後退しているようにホイールが見えることがありました。いわゆるカメラのシャッター速度とホイールの回転のパターンがずれた時に起ることなんですが、感覚的にはそんな感じです。まあ、たとえて言うとこのようなわけのわからない例を出しながら、今まではコラムを進めていたのですが、コラムに載せようとする「情報」の方が早くてその「味付」が間に合わなくなった! のが先週なんです。ということで次回からがらりとこの連載は変ります。いよいよ「レポート」が始まると思ってください。引続きよろしくお願いします!(続く)

「ip2000」プロジェクト奮闘記 00025(2/22)新プロジェクト「ME」スタート?

「ip2000」とは5 月に出航して世界を一周するピースボートという船を移動デバイスとして使いそこに映像、WEB、出版、デザイン、音楽を作るデジタルツールを満載して「BSデジタル放送」「CSデジタル放送」「WEB」「雑誌」「CD」などのソフトウェアコンテンツを制作していこうという壮大なプロジェクトです。ソフトウェア業界の「WILL」プロジェクトと解釈していただくとより理解しやすいかもしれませんね。先週後半の進行をレポートします。・水曜ピースボート事務局のスタッフ定例会議に、3 人の女性と共に参加。持ちこみ企画としてビデオを使いながら主旨を説明。最近見たアップルのスティーブジョブス氏のプレゼンを参考に、ちょろちょろ動きながら手の動きをダイナミックに使ってプレゼンしたつもりだが、緊張して理想の動きにならなかった。しかしスタッフは「なんかすんごいことが始まるのか?」のような予感は感じたみたいで、プレゼン終了後は「シーン」としていましたが(異物への反応?それとも圧倒されていた?)打合せ終了後は「なんでも言ってください!」などのうれしい反応が。その後このプロジェクトのクライアントを想定しようと打ちあわせ。4 時まで及んだ。現在の想定ターゲットクライアントとして3 クラスに分けて想定した。A はつてがあり現実的に提案可能な人間関係をスタッフの誰かが持っていること。B はかろうじて人をたどれば紹介まで行きつく可能性のあるもの。C はまったく脈はないが、プレゼンをしてみたいクライアント。このリストはいずれ公表する。・木曜ライバル会社のクリエイティブディレクターと飲む機会があり、多いに刺激された。女性が4 人に私一人という構造だったが、私の女性的感覚も手伝い、女性陣が多いに盛り上っていた。というか、私は石ころのようにそこにいたということなのだが。そこで別プロジェクトスタート。「ME」プロジェクトである。メディカルエンターテインメントの略で、かつ「自分ME」を知ることは究極のエンターテインメントであるというポリシーにのっとったプロジェクト。構想はテーマパークを作るくらいでかいが、まずは第一歩として医療機器の規制を調べ、ゲームセンターにプリクラ感覚でレントゲンを置くということを目標に始める。マツモトキヨシの店頭を使うなどさまざまなアイデアが出た。船にレントゲンがあれば、医療という観点からもコンテンツを作れるなと思った。・金曜CGアーツ協会の主催するプレゼンテーションコンテストの、ロゴの締切日。まだパートナーのデザイナーがいないので、自らフォトショップで制作した。ちょっと間に合せ気味。でも本番ではすごいプレゼンしないと! また仕事で電通の「地上波デジタル双方向実験」を見に行った。コンテンツの出来はイマイチだが、未来のテレビのイメージは割とつかみやすい。会社の現場のプロデューサーなどに見せたかった。が、見ているのはデジタル系の部署の人間。クリエイティブの最前線の人間が見てくれないとなあ〜と思う。私が公私共に愛用しているプログラマブルリモコンのクロッサムを改造して、リモコンとして使用していた。あのリモコンはRC232Cがついていたからな・・。ブツブツ。ちなみにBSデジタルのデータ放送におけるインターフェイス開発を現在担当しているので、最近リモコンには詳しい。リモコンのインターフェイスの研究サイトを作ろうと思っているところだ。・土曜会社で仕事。その後ワタリウムのオールナイトイベントの撮影のお手伝い。すごいイベントだった・・・。そこでまた偶然が。TOKIONマガジンの編集長のルーカスさんがいた! 以前ファッションデザイナーの紹介で面識だけはあったのだが早速「ip2000」の企画書を渡す。・日曜会社にて業務。WEB の打合せ。その後情報リサーチとピースボートから借りてきた膨大な映像資料のコピー作業。三菱のVISEO でPC画面を見ながら音声のみコピー中の映像の音を聞く。気になったらリモコンで映像を見てプレゼン映像に使えるかチェック。最近PCモニターでビデオの入力機能がついていないと仕事が進みにくくなってきた。今週はプレゼン準備と招待状の制作・発送にあけくれる週になりそうだ。(続く)

「ip2000」プロジェクト奮闘記 00026(2/23)多次元進行開始

「ip2000」とは5 月に出航して世界を一周するピースボートという船を移動デバイスとして使いそこに映像、WEB、出版、デザイン、音楽を作るデジタルツールを満載して「BSデジタル放送」「CSデジタル放送」「WEB」「雑誌」「CD」などのソフトウェアコンテンツを制作していこうという壮大なプロジェクトです。ソフトウェア業界の「WILL」プロジェクトと解釈していただくとより理解しやすいかもしれませんね。このコラムの書き方を今週から大胆な手法に変えようと思います。私のメインマシンはSONYのVAIO C1 です。このコンパクトなマシンは常に携帯して会議やセミナーなどでもリアルタイムに打ちこんでいっています。画面が横長なので予算を作成したりプレ資料を作る場合は、自腹で買った三菱のVISEO につないでXGA 画面として使っています。家でも同じです。で、このマシンに常に連載の原稿メール画面を開けておくことにしました。というのも一本の電話、ちょっとした会話が今すべてこの「ip2000」に向っていっているからです。(いや、私の中だけですがね・・)そのすべてをレポートせねば。しかもメールソフトなら保存コマンドを実行しなくても自動でセーブしてくれる。ということで、さらなるリアルなレポートとなるかどうか?■は会社業務 ▲はその間に処理しているプロジェクトのコミュニケーション形態を示すことにします。同時間で、複数のことが多次元的に処理できるのが「デジタル」のいいところ。マルチタスクというやつですね。8:00------------■出社■プロデューサー会議用の資料作成&コピー今回は日経ビジネスとAGOST の新雑誌からのコピーで新世代「サラリーマン」についての啓蒙資料を作る。自分は出られない会議に自分の存在感を残すにはなにかを配るのが一番いい。主張が他人のコラムに置換わることでいやみにならない。▲メール▲おっとデジクリの編集長から「締めきりは前日の夕方ですよ」と警告。がんばりまーす。このときリアルタイムで書かないとやはり無理とこの手法を発案。したところでまた最新のデジクリ到着。斜め読みしたらまた神田さんがおもしろい無線の使い方を話している!負けないぞ〜!▲会話▲そこに商社のプロデューサーが久しぶりに来社。弊社の「わいわいワイン村」というCD-ROM を制作したところでイスラエル関係のビジネスに詳しい人だ。ちょっとこの話をしたら「ピースボートには乗りたいと思っていたんだよ」と。さらに「おれ、実は文筆業もやっているんだよね。ワインとか食に関するさ」そして「オランダの番組でさ、リアルタイムで男女関係を追うクイズみたいなのがあって、すごい視聴率をとっているんだそうだよ」「おお、トルゥーマンショウみたいなノリですかね?」「それはしらんがそういう下世話なのもおもしろくない? 船だしさ」「そうです! 船なんて乗れば誰でも恋のひとつやふたつしますからね! そういう地上波っぽい企画というわ悪ノリも必要だと思うんですよ」「じゃあ、これもらうよ」偶然とはいえ、灯台元暗しとはこのことだ。商社を巻きこむと物流をからませられる。9:00-11:00------------■精算作業■たまりにたまった領収書をさばく。個人的にもっとも嫌いな作業だ。▲メール▲途中にメールがいくつか飛びこむ。デジクリを見てメールをくれた初のデザイナーだ! うれしい。来週のプレに向けてデザイナーの協力はほしかったので今晩にでも会わないかと打診メールレス。▲メール▲ふと自分のデスクを見ると、今度自分が講師をするバンタンのカリキュラムのFAX シート。「おお! そうだ。学生を旅費だけ負担して乗せていろいろなデジタルの作業をやってもらうのに学校との提携をしなければ!」と思いメール。現在のざっくりとした見積でもこれらの足は出すが、ボランティアのような層を厚くしないとなかなか現実的には難しいと考えている。▲会話▲相談相手の違うフロアに行くと、そこのアシスタントのオンナノコが「来週のデジタル系の人とのミーティングですが?」と。▲メール▲あれ! ベンチャーをしようとしている人を紹介したいという話を忘れていた・・早速来週の月曜のDAP に来てもらうようにメールすると伝えた。で、過去の連載も送る。11:00-13:00------------■某放送局教育番組キャラクター開発打ちあわせ打合せ中にもメールがいくつか。某大阪の大手メーカーからメール。別件だが「インタラクティブ事業部」だったことを思いだし早速この件をメール。▲電話▲キャラの打合せ中に、某ゲームメーカーのキャラクター担当の友人からTEL が入る。キャラの相談をしつつもゲームメーカーとのタイアップも考えたいのでその件をメール。14:00-15:00------------■ディレクターと食事▲会話▲この件の進行を話した。来週月曜のプレゼンでVJ的にサポートしてあげるとのうれしい言葉。「こういうプロジェクトは賛同者が最初から多くいる感じに見えているのがいいでしょ? だから観客席からサポートするよ」うーん、感激。でも泣いていられないので次の場へ。食後のトイレ。ぴあを持ちこんで、最初に開いたページが「WILL」の広告だった。お! これはスキャンしてプレゼンのデータに使おう〜。15:00-16:00------------■個人ギャラの整理と精算作業▲メール▲ここで親しい友人からメールで「デザイン会社の社長の布夢活動したんだけど興味あるから合いたいって? 木曜は?」「OK WORKPAD に入力した!」ということでプレひとつ決定。トップへのダイレクトプレゼンこそ、このプロジェクトに似つかわしい。▲会話▲ふとよった別フロアで、映画評論家であり会社の顧問でもある石上氏からひとこと。「大変興味深く読んでいるよ」「へ? ・・・・なにを?ip2000 は石上先生にまだ話して・・」「彼女がプリントアウトをくれたよ」「!」「船は好きでね」「!」すぐに船の資料を渡した。▲メール▲カメラマンのサポーター女性からiMODE メール。「水曜のピースボートの打ちあわせはいけないけど、来週はわたしがばっちりプレするわ」と心強いメッセージ。うれしい。水曜は想定クライアントの話をピースボートサイドにもして、ツテがあるところはうまくつないでもらおうと思う。また月曜のDAP の件も告知して、より多くの人を呼べるように協力してもらう。といいながら、こういう日に限ってデスクの女性が撮影現場の通訳に行っており、うるさい外線と内線がひっきりなしで、メインの仕事が進まない! くそっ。キーボードはすごい速度で進み痛くなってきた。▲電話▲で、ある代理店の人と話す機会があり、それがたまたま「WILL」をやっている代理店系の人だったので、相談&相談中にメール送信の許可をもらい送信。▲メール▲と、キャラクター系会社の友人からレスあり「会長でもなんでも紹介するが、おもしろいだけでは見向きもしないぞ。しかし俺は死にそうな奴から順番にのみに誘うことをポリシーとしているが、お前がいきなりトップになったから飲むぞ!」というパンチメール! 乗ったろうじゃないか! 土曜の東京ゲームショーで会うことに。明日のプレゼンしなければいけないWEB で組もうとしていた会社から、競合の問題のため参加できないという連絡! ピンチが襲来。17:00-19:00------------■WEBサイトの打ちあわせ▲メール▲打合せ中のメールで、例の女性が紹介してくる人が「ソフトバンク」の人であると分った。月曜のDAP の詳細を知りたいとメールにあったのでメールする。夜は明日の別件WEB プレゼン資料を作ってから会社の書類処理をして、このプロジェクトのプレゼンシートのベースを作る。一度ここでデジクリに送信!19:05(続く)▼がぜん面白くなってきました。わたしももう少し若ければ、そして家族に問題がなければ乗っている。石上さんなつかしい。コマフォト時代お世話に。

「ip2000」プロジェクト奮闘記 00027 (2/24)モノリス各地に出現?

ip2000」とは5 月に出航して世界を一周するピースボートという船を移動デバイスとして使いそこに映像、WEB、出版、デザイン、音楽を作るデジタルツールを満載して「BSデジタル放送」「CSデジタル放送」「WEB」「雑誌」「CD」などのソフトウェアコンテンツを制作していこうという壮大なプロジェクトです。ソフトウェア業界の「WILL」プロジェクトと解釈していただくとより理解しやすいかもしれませんね。■は会社業務 ▲はその間に処理しているプロジェクトのコミュニケーション形態を示すことにします。同時間で複数のことが多次元的に処理できるのが「デジタル」のいいところ。マルチタスクというやつですね。2/2119:00-21:00------------■書類作業■CSのVaoNet でベンダースの「都市とモードの・・」をオンエアーしているのを横目で見ながら作業。ビデオウォークマンの映像の使い方を見つつ・・・。▲アイデア▲HDTVをHDカムでないカメラでコストを押えてブローアップせずに撮影する方法を思いついた。2 カメを基本として、それぞれの絵を編集でDVE にして2 画面並べる。つまり、最初から2 画面を前提として撮影する。2 台を1 人のカメラマンが操作できるように業務用カメラ(半分民生のDVCAM 機などを前提)をアタッチメントに並べて配置。片方のカメラを広角よりFIX、もう1 台をオペレートする。もちろん1920/1080 だと720/480 のDVフォーマットを並べても上下ともに足りない。これらのためには映像を「止める勇気」も必要だ。写真との組み合わせで動いている画面は2 つとするのだ。博覧会のマルチビジョンに近い考え。動かせば編集の労力が二乗されていくが、写真にすることにより軽減できる。独自にパターンを考えてみることにした。21:00-24:00-----------■食事&のみ■社内のCGプロデューサーとテクニカルプロデューサーと近くのBAR にて食事。会社のこと人間のことを話す。ワイン2 本あけた。2/22(火曜日)24:00-1:00------------■書類作業■たまった精算作業が終了! このまま業務の合間をぬって納得のいくプレゼン資料を作るのは不可能とふんで、スケジュールを確認。金曜と月曜は先週の土日の代休を申請することにした。机の回りのちらばっているプロジェクト関係の書類を整理して、気分すっきり。すっきりしたら夜食を買いにampmに。営業中だが改装をしていた。レジの什器を変更していた。そういえば近所のampmはレジの前に微妙なでっぱりがあり、財布をゴソゴソするときに荷物をのせられて便利だと思っていたが、この店もそのタイプに変更中のようだ。むかしの自分が、切符売場の釣りうけの構造とか、バスの集金装置とかの微妙なユーザーへの工夫に興味があったことを思い出していた。最近は、ガムによるつり銭のいたずら防止に、釣り受けの部分にプラスチックのパイプが追加されていて、そのいたちごっこをクスリと笑っていた。▲アイデア▲DIMEをコンビニで買い、時間効率を考えトイレで読む。私の部署の男子トイレというトイレには、すべてピンクのポストイットが常設してある。個人のポストイットの色を規定してあり、会社の経費で買った雑誌、書籍にはすべて回覧用の桝目シールをはることにしている。ここには名前が書いてあり、その本に目を通した日とサインを書くようになっている。気になるページには、上に向ってポストイットをはり、コピーが必要と思うページには横に向ってポストイットをはる。これによりデスクに読み終った本を回すと、その色の主にコピーが翌日置いてあるという仕組みだ。なかなか普及しないこの規定だが、もくろみは誰がなにに注目しているかということが分ることと、それにより時間のない人間はそういったポストイットが貼られている部分だけをダイジェスト的に読むことができるというメリットである。これは、時間軸や空間軸でなかなか交わることの出来ないスタッフ間が、何を考えて何に向おうとしているのか、理解のきっかけを残してくれる便利な仕組みになる(はず)なのだが。なかなかものぐさなスタッフは読んでも実行してくれない・・。で、また話はずれたが、プレステ2 が盛り上っているわけだが「モノリス」を模したという筐体の写真を見ながら目をひいたのが、ドラムの「ビートマニア」だったか、いわゆる音楽デバイスである。これはもう、家がカラオケボックスのようなエンターテインメント空間になるよなあ〜と思った。そういえば、ピースボートは「ピースボール」という企画をしており、サッカーボールを集めて各地の貧しい子供たちとサッカー交流をすると言っていた。その説明の時に、スタッフのひとりが「ボールなら野球でもいいの?」と質問すると、ちょっと考えてその担当の子は「サッカーはふたりでもいればどこでもはじめられるでしょ? けって遊んで。でも野球だとバットがいるとかバスケならゴールがいるとか・・やっぱりシンプルなサッカーだけにしようとも思うんです」となかば考えながら答えていたのを思い出した。DIMEの赤いプレステビートマニアを見て考えたのは、これがモノリスならいろいろな国の子供たちにあそばせてあげたい。先進国のおごりともとれるが、子供は楽しいことに目がない。現地で発電機を借り、プレステ2 とビートマニアを街の壁や布に大きく映し出し「音」を通じて遊べたら? 貧困と闘う子供たちには「夢」のような思いでにはならないか? それを見ている日本の子供たちは家で遊ぶプレステ体験とはまったく違ったものに「何か」を考えるきっかけにはならないか?バンダイの友人の言葉を思い出す。「メーカーはおもしろいだけじゃのらねーよ」。ゲームというものの「体験性」をとんでもない状況で再現するのはゲーム会社にとっても興味わくプロジェクトになりはしないか? CMの素材にもなりはしないか? 資金と機材を貸せば世界の子供たちに「プレステの原体験」を与えられ「トラウマ」にすることができる。「紙芝居」「野外映画」それから現在の「ゲームセンター」へ。囲まれてしまった枠をとり「遊ぶ」ことを見つめなおすのはおもしろいことかもしれない。企画コンテンツ例に加えよう。ちょっと「マイライフイズビューティフル」をアタマに描いていたりする。「まやかしやウソでも子供に救いを与える素晴らしいことがある」1:00-4:00------------■酔いがまわりダウン(仮眠)■4:00-8:00------------■webサイトリサーチ■8:00-9:00------------■帰宅シャワー&着替え■映画などを作る場合に、イメージサントラなどを作る。映画といっても自主映画などの場合だが、人間がテンションを維持するにはなんらかの工夫が必要。出航のシーンはベタに「海の上のピアニスト」と決っているが、それ以外の曲を何曲か選曲。来週月曜のプレゼンをどういう展開にするか頭を悩ます。プレゼンをパワーポイント的ないわゆる「プレゼンテーション」にするか「音楽」と「映像」と「声」によるVJチックな視覚体験にふったほうがよいか、まだ悩んでいる。9:00-12:00------------■近所のスターバックスでWEB企画書作成■ちょうどいい位置に電源のあるカフェなので、家で睡魔に襲われる前に外出して企画書を書く。なんとか昼の打ちあわせには間に合いそう。合間でデジクリの夜中の分のレポートを再現。まだなんとかリアルタイムに間に合っている。12:00-14:00-----------■web企画事前打合せ■会社に戻り打合せ。明日とてもえらーい人にプレゼンするための企画書。webディレクターの人を呼んで、たたき台のパワポ書類を見ながら向うのオーダーである「松竹梅」形式のプランを作る。14:00-16:00-----------■web企画打合せ■代理店の方と打ちあわせ。いいカタチにまとまった。宿題を分散させ明日まとめることにした。16:00-18:00-----------■社内スタッフ打合せ■ちょっとアタマの痛い打合せ。組織にいるとはこんなにもつらいことなのか?18:00-19:00-----------■メール処理&雑務■たまったメールの処理。と、来客対応。電話で明日の夜に対代理店のプレが入ってしまった。明日の夜19:30から大阪からのお客さんに対して。しかしピースボートの定例打合せが! ブッキングだ。まだ個人プロジェクトの打合せのために仕事のプレを断るわけにもいかない・・。今がつらいときだ。19:00-21:00-----------■運営web社内打ちあわせ■放送局サイトの打ちあわせ。21:00-23:00-----------■デジクリ連載執筆■今日は仕事で忙殺でip2000が進んでいないので慌てたが、アイデアはいくつか出ているなと。▲web▲DAP のサイトを覗くとプレゼンテーションのエントリー作品が紹介されていた。自分と同じ壇上に上がるプレゼンテーション作品の候補はひじょうに気になる。http://www.cgarts.or.jp/kyoenkai/cgi-bin/pre.cgi当然CGのプロジェクトが多いのだが、私が注目したのは日立さんのシュミレーションライドである。数年前に2 年間、CGのセクションにこもりインタラクティブモーションライドのマッピングディレクターをしたことがあったので、いわばライバルのようなものだ。http://www.taiyonet.or.jp/cyber/index.htmlその当時は三菱とエバンス&サザーランドのマシンで、毎日マッピングに明け暮れる修行のような日々だった・・。おかげでPCとUNIX を覚えた。さて、今日はライバル作品のプリントアウトをじっくり見ながらプレゼンの方向性を決めて行こう(方向性を決めようと言ってから数日たっているな)。ちょっと締めきりに遅れているが送信! 22:14 (続く)

「ip2000」プロジェクト奮闘記 00028 (2/25)ファーストクライアントゲット!

2/2223:00-2:00-----------■情報収集■10くらいのメーリング情報配信と4 つくらいのメーリングリストで1 日合計80通くらいのメールが届くが、深夜にこれに目を通し斜め読みする。メーリングはタイトルで気になるものだけを読んでみる。そこから現在必要と思われる情報をメールにコピーして、社内の人間に転送。これはなんとか1 年近く続いている。デジクリと違って落ちることもあるが、送信簿を(情報)でソートするとだいたい自分が注目してきたものが並び、簡単なデータベースとなっている。斜め読みするときにVAIO はページダウンが独立したキーではなく、ファンクションキーを押さなければならないので効率が悪い。ThinkPad のキーはその点配置もキータッチも最高だった・・。2:00-6:00------------■仮眠■椅子で寝たら「泡を吹いて倒れる夢」を見てびびる。2/23(水曜日)6:00-9:00------------■インビテーションメール送信■▲メール▲来週の月曜のDAP の案内をメールにまとめる。DAP のWEB はフレームが入り組んで、さらにスクロールが長く、リンクだけではすぐに情報に行きつかないので、必要な部分をコピー&ペーストしてまとめる。今までは自分をTOとしつつ、知合いの名前をBCC にぶちこんでいただけであるが「パーミッションマーケティング」的に今回は前回のメールで返答があった人を中心に、個別に送ることにした。その際に、サブジェクトに相手の名前を記し、さらに1 行目にも相手の名前と問いかけを2 行くらい書き、興味を示すように注意した。基本的にはコピー&ペーストであるが、これらの配慮をするためすべてのメールは1 通づつとなり83通に及んだ。同じ会社の複数連名もあるので、実質140 人程度ということになる。これらの発信作業が2 時間足らずで行える時代というのは、隔世の感がある。これらの返答頻度とコメントをデータベースに落しこみ、管理する必要があるなと痛感。めくらめっぽうではいかん。ひとり代理店マーケの気分。しかし、得意なファイルメーカーのフィールド定義を、今からする体力はちょっとない。課題として残しておく。孫悟空の毛みたいに自分が増えると楽だよなあ〜。それで分散した分「個体」の処理能力が落ちても困るが・・・。9:00-10:00------------■朝食&本屋リサーチ■▲本屋リサーチ▲久しぶりに吉野家の納豆定食。そして近くの本屋に。クルーズ系の雑誌を見る。これらの雑誌から世界一周の通常のクルーズの相場が、相部屋で400 万程度であることが分った。何冊か買いこんだ。さっそくその金額は、今日のいたるところのプレゼンに使った。10:00-13:30------------■リサーチ■▲本▲仕事の本含め、例のピンクポストイット作戦に出る。「アイデア」にキャラクタービジネスに関する特集が出ていたので注目した。また「フォーブス」においては、HPを立てなおした女性のカールトンフィオリーナに注目している。これに限らず、iMODE を成功させた松永真理氏などに注目している。このプロジェクトも、女性の「想像力」と「実行力」をうまく引出していきたいと思っている。13:30-15:00------------■VaioNet打合せ■番組やweb 運営を担当しているVaioNet の母体である、デジタルメディアエンターテインメントに打合せに行く。ある商品とweb の連動機能についての提案と、今後の展開について。▲布夢活動▲本題と共に、メールで何回か相談していたこのプロジェクトについて進行を報告。現在の編成表を元に、デジタル系番組として本当に民生機だけで手のひらで作ってしまうというコンセプトを多いに気に入ってくれ、15分の枠をもらえることに!!! と、その時うしろからやってきた別の担当の人が、私に「これ知っている? 川井さん」と持ってきたものはMDディスカムだった!「もちろん!10baseT でMPEG2 を転送できる画期的なカメラ内編集可能なMDビデオカメラですよね!」「そうそう、これペンでこうやってさ・・・・」「めちゃくちゃ注目してたんですよ!」「おっ、さすが知っているね?」「ええ!よく商品化したもんだと」「いや、ほんと。よくしたよね」http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/VD/DCM-M1/(おいおいSONY の人だろ! とつっこみつつ)「これサンプルでとりよせているんで、今度川井さんに渡すから使ってみたら」「これと川井さんいれば番組できるよね」「できるできる!」と盛り上がり話しつづける。製作費は15分番組ということで、少ないのではあるが6 月から6 ヶ月2 本づつ作ることにより12本のシリーズとすることに。企画書をつめていきながら、いろいろと折衝を進める。これらのユニークなデバイスを使いながら、撮影とその場での編集をしてどのくらいのクオリティにできるかが、プロとしての手腕を問われることになるだろう。プロとは「時間がない。もしくは制約の中で高度な表現ができる」ことだと思うからだ。デバイスの絡め方としてもMDディスカムをメインに使うなら、広告的なタイアップも考えられる。「ビデオサロン」などの雑誌との記事提携も考えられる。小さな第一歩だが、まずは2 人くらいは乗せられる算段がついた。今日の大きな一歩だった。15:00-15:30------------■某代理店営業■デジタルBSに関する営業に行く。ip2000のことも話すが「興味深いがネゴの時間がなさすぎる」との反応。通常考えれば当然の反応。▲シンキング▲でかい媒体からこのプロジェクトを想像していたが、現実的なスタッフの問題などを考えると、VaioNet のようなデジタルツールの利用を前提とした番組などより「インタネット放送局」的な色を強調して「耐久ロードレース」で各方面の情報を発信していく方針にしたほうがいいかなとも思い出した。例えば5 分程度のストリーミング番組(解像度160/120)のものを作る工程をNTSC(720/486)のDVフォーマットで撮影して、番組で流しその成果物である5 分の作品はネットでしか見られないという「ネット中心」の考え方もあるかなと・・。15:30-16:00------------■文房具と音楽■銀座の伊東屋に行き、このプロジェクトのためのノートを購入。なにか通常のノートだとテンションが上がらなくて悩んでいたが、すばらしくかわいいノートを発見。ひとめぼれして買いこむ。A5の実務ノートとA4のスケッチブック風のアイデアノートを。さらに山野楽器に足を伸ばし、イメージが沸きそうなインスト系のCDを4 枚買いこむ。環境を整えると、とたんにイマジネーションが沸くことがある。16:00-17:30------------■シャワー&仮眠■近くのカプセルホテルの大浴場でシャワー。家のふろ釜と違って、足が伸ばせてひじょうに気持がよい。しばし放心。17:30-18:30------------■メール処理■▲タイトル▲友人のデザイナー兼VJの人から「デザイナー足りないなあ〜と連載で書いてあったけど水臭いなあ〜。相談してくださいよ」といううれしいメール! 彼とは自分のやっているVJユニット「光学姉妹」と名前が似ているということで親しくなった間柄。「光学迷彩」という。早速自分で間に合せで作った「ip2000」のロゴをお願いすることに。それからメールで数通やりとりして方針が決っていった。人が参加してくれると、とたんに「進んでいる」感覚が出てきてうれしい!▲布夢活動▲国際交流基金の情報をひとつフロア上の女性がメールでくれた。> 川井さん> 情報提供です。> 以下の出版映像交流のところをご覧下さい。> ip2000の成功祈ってます。本当にいいもの創って下さい。また、協力できる> ことがあればやりますよ。> 強固なコンセプト・ディベロッピングとか?? 私じゃだめか・・・。> では。いい情報だ!早速明日アポをとってみよう。http://www.jpf.go.jp/j/media_j/film_j/index.html18:30-20:00------------■某代理店へのプレゼンテーション■自分が配線から什器まで完全に設計した、会社の施設である「WORKSHOP」にて、プロジェクターとプラズマとマスモニを使いながらの「デジタル系業務」に関するプレゼンテーション。大阪の代理店の方に向けて、過去一年の「CS番組」「WEB」「データ放送」などの取組みを一気にプレゼンした。かなりの早口でのプレゼン。当初はルーチンのプレゼンと思ってやりはじめたものの、相手の興味を引いているという雰囲気を察知すると、燃えてくるのが私の性格。熱くなってしまった。と、終ると「すぐに相談してもいいですか? なっ、相談しようよ」と隣の同僚に声をかけるその人。「へっ?」名刺交換&プレゼンと思っていた私はちょっとびっくり。で3 月6 日プレのBSデジタル番組企画のプランニングを受注。かなり大きいクライアントで、こんな状況なのに「やる気」が出てしまった。▲布夢活動▲「ip2000」も当然プレゼンする。資料作成中につき身振り手振でのプレ。興味は示してくれた。「協賛」的な考え方で、某大手クライアントに相談してくれる可能性はある。そのためにも、今回の受注する仕事を完璧に応えなければ!20:00-21:00------------■プレゼン対策緊急会議■CMのプロデューサーで今回のお客を連れて来た当人は「うーん、ほとんど話していることがわからん!」という反応。とはいいながら4 日でプランを作る必要があるので、人のキャスティングを話して、別の建物からサポートしてくれそうなプロデューサーを呼んで緊急対策会議。川井も28日のプレのために休暇をとっているので、頭が使えるのはラスト2 日。かなりの瞬発力のいる仕事だ。しかし今日のプレがうまくいきすぎて、抱いている相手の過剰な期待「この人たちスゴク進んでいる。メディアを理解しているからいい企画になるかもしれない!」というものに答えなくてはならない。誰もが試行錯誤でフォーマットさえまだ確定していないBSデジタルは受信機の性能、搭載メモリ、機能、BML の言語の拡張性などと、実行通信速度や各メーカーのチューナーの互換性、リモコンのインターフェイスと、画面インターフェイスの問題などを解決しながら進めなければいけない。Webの初期以上に難しい。なぜなら「放送事故」というのは、基本的に公共の電波ではあってはならないからだ。文字化けするとか、プログラムがおかしいというのは、基本的にはテレビではあってはなならない。実制作になると、秋が修羅場になるのは目に見えている。あれ? そのころ僕ガラパゴスあたりじゃなかったっか?(汗)21:00-23:00------------■夕食■近くの寿司屋に。久しぶりに話すCMのベテランプロデューサーとの話はおもしろかった。昔仕事はしたことのある人なだが、物事を客観的に見ることが非常に得意な人なので、分らないなりに「時代が激変しつつある」ことを皮膚感覚で理解できているから、話していて安心。一番まずいタイプは、今CMでもっとも脂の乗っている30代前半から40前のプロデ・[サー。売上が高いだけに「実感」がない。もはや、地上波CMの15秒、30秒という文化が滅び行く形態であることは知るよしもない。23:00-24:00------------■資料整理■さきの企画をオリエン用に整える。受注伝票などの作成。会社的事務はとても嫌い。24:00-2:00------------■仮眠■飛行機用のエアピローとアイマスクでしばし休息。2:00-4:00------------■プレ資料作成■明日の昼からある某政党のWeb サイトの企画案作成。ストリーミングがある企画なのでこれも楽しみだ。明日はなんと政治家相手にプレをしなければいけない。代理店からは「先生は多忙なので15分で5 つのパターンを説明してくださいね」とかなり難しいオーダー。クリエーターの性か「無理難題」にはアドレナリンが出る。「無理難題」と「傍若無人」は紙一重なので難しい。相手に渡された課題に対して「切れ」モノでいけるか「切れる」かは相手への信頼感が決める。ところで、ここまで書いていて今日は昼飯を食べていないことに気付き、アタマが少し空腹に。損した気分だ。今ごろ気付いても、夕食あとに昼食を押しこめないのが人間だな(意味不明)。と、大幅に締めきりを過ぎてしまった・・(汗)3:25(続く)▼玄光社「ビデオサロン」の村田拓さん、この企画、興味大ありでしょう、編集部にプレゼンしてくださいな。 

「ip2000」プロジェクト奮闘記 00029 (2/28)理想より遅く予想より早い「現実」

「ip2000」とは5 月に出航して世界を一周するピースボートという船を移動デバイスとして使い、そこに映像、WEB、出版、デザイン、音楽を作るデジタルツールを満載して、「BSデジタル放送」「CSデジタル放送」「WEB」「雑誌」「CD」などのソフトウェアコンテンツを制作していこうという壮大なプロジェクトです。ソフトウェア業界の「WILL」プロジェクトと解釈していただくとより理解しやすいかもしれませんね。いよいよ28日月曜は、CGARTS協会の主催する「プレゼンテーション競演会」の「DAP」が開催! エントリーナンバー13の私は、準備におおわらわの週末でした。このとろこあまりに多くのことが同時多発で起るので、それが今日のことだったか昨日のことだったか? それとも1 週間前のことだったか分らなくなってきています。このプロジェクトが理想に近いカタチで実現するためには、この速度でも遅いくらいなのですが、しかし私の許容量を超えた速度で回りが動き始めました。理想より遅いのですが、予想よりも早い「現実」といったところです。「ドッグイヤー」のネット業界とはよくいったもので、さながら「マウスイヤー」とでもいいたい今日この頃です。おっと、ねずみと言えば船、船といえば「ip2000」ですな! などと無駄口している暇はないので、週末の進行といきましょう。●24日(木)10:30-12:30徹夜のまま政治家へのWEB のプレゼン。なんとか成功。このプロジェクトの話を代理店の人が先方にしてくれたようで「おもしろいこと川井さん考えているんですよ!」なんて先方の人に雑談。どう説明したもんかな? 永田町の人に?さすがにびびる。13:00-14:00会社へ戻りメールチェック。ロゴが友人から上がってきて感激! さすがデザイナー! しかも情熱的なデザイン。うまく要素をまとめてくれた。しかしフォントのP のカタチがイマイチなのでメールでレス。本人も気にしていたポイントらしく修正に。なんか学生時代の卒業制作の映画をやっていたころを思い出した。ボランティアでやってくれているスタッフに向って注文するのは、クリエイティブと人間の感情の板ばさみになり複雑な気持だ。多くの自主映画はこの壁が乗越えられず「クズ」になっていくのだ。14:00-14:304 月から入る東北の新入社員が、東京に住居を探しにきていて専務室にいるとのこと。ちょっと挨拶しにいく。自分が面接した人間が入るのは今年がはじめてだ。面接のときより小柄な印象の彼。プログラムも書けるということで期待の新星だ。あまり時間がないので挨拶だけして出ようとすると「川井さん、デジクリ読んでいますよ!」「!!!・・・じゃあ、僕の仕事はすべて分っているね? 4 月から君もこんな生活になるよ」(全員がこうなったら大変だ!)専務「・・・?」「まあ、とにかく4 月に会おう!」うれしい一瞬だった。彼とはすれ違いになるのか? ならずにきっちりと新入社員の教育をしているのか? すべては月曜のプレゼンにかかっている。14:30-14:45デザインロゴが修正されてもう戻ってきた! 仕事が速い! しかしMAC の解凍形式で悪戦苦闘。14:45-15:00移動15:00-15:30恵比寿ガーデンプレイス。シリコンスタジオ主催のセミナーに顔を出す。2 時間のセミナーだが30分しか見られない。しかしこういうは「行く」ことに意味がある。そこには多くの出会いの可能性があるからだ。案の定、BML を扱えるNTT のソフトのデモを見られた。さらにちょっと注目していたイスラエルのソフト。それにニュースステーションのモーショングラフィックについて、テレビ朝日の人からじかに話が聞けた。30分にしてはもうけものだ。さらにシリコンスタジオの人にip2000の話をしてプレゼンさせてほしい旨伝えた。15:30-15:50急ぎのタクシー移動中にWEBのプラン案をチェック。電話で指示。&次の打合せの前打ちあわせを電話で済ます。16:00-17:00社内打ちあわせキャラクター開発のアニメーション手法ついて、3D系のソフトのトゥィーンで動かすかセルアニメ系の手法でいくかを、取締役のアニメーションディレクターまじえて5 人でけんけんがくがく。予算はないが手間暇かけてキャラをなんとかブレイクさせたい。そのための最適な手法とは? かなりじりじりとした打合せとなる。17:00-18:00食欲。なんか最近変な時間に腹が減る。しかもちょっと前に間食したのにまた食べたくなる。おかしいのは、口は食物を入れると喜ぶのだが、胃は「いらない」と言う。のどのあたりに飲みこんだものを途中で取出すフタが欲しいと思った。食物に釣糸をつけて、のどを満足させたら引出すといのはどうか?(ゲロー)18:00-19:30書類作業20:00-23:00デザイン会社社長さんと飲む。友人の紹介でip2000のことに興味を持ってくれた人だ。50すぎのたたずまいのいいダンディな人で、パッケージ系のデザイン事務所をやっている。西麻布の洒落た事務所で、ハンディカムを使ってプレゼンテーション。しばし話し込んでから近くのBAR へ。常連客でにぎわうそこは不思議と居心地が良かった。仕事と関係なく大人の「飲み先輩」を作るのはなかなか難しいことだが、この人とはいつでも飲みたいと思った。ip2000も非常におもしろがってくれた。会社と関係なく動いていることにいたく関心していた。きっと若い頃の自分にだぶる部分があったのではないかと、浅い頭で考えてみたりする。23:00-24:00自宅にて風呂・着替え後会社で作業●25日(金)会社は休みだが、朝までインターネットを使ってリサーチ。プレゼンの資料を集めた。朝、メンバーが出社するころにそそくさと家に帰り仮眠。昼に女性スタッフと合流して食事。買ったばかりのノートに「ターゲットクライアント」や「乗せたい人」をリストアップしていった。MXTVの人を紹介してもらうことにした。その場でTEL&アポ。自宅に戻り企画書をパワーポイントで制作。会社でないとこんなにもはかどるのか! と驚きながら一気に60枚仕上げた。すべてを英語とグラフィックで表現したものにした。うんちくは口で言うとして、誰でも一目でコンセプトややりたいことが分るように・・。CSであらゆるチャンネルをリサーチしながら進めた。気になる番組はテープに録画しつつだが、特にディスカバリーチャンネルの「ロンリープラネット」と「トラベラーズ」は注目であった。特に前者はバックパッカー風の若者が1 人しゃべりながら60分で4 箇所くらい回る、割とハードな旅行記。しかしカメラのアングルなどを見ていると、かなり丁寧に取材しており、スタッフも4 人以上いることが分る。独特のテンポ感がディスカバリーっぽく、ほぼ途切れない選曲もよい。その他シネフィルイマジカの短編映画祭も、かなりレアでユニークな編成であることに気付いた。そのまま深夜までリサーチ&プレゼン資料の作成。●26日(土)会社に行き1 日ぶりのメールチェック。現在モデムの調子が悪く、自宅でネットにアクセスできていない。おっと190通! ip2000のイメージサントラ聞きながら読んで行くと通産省の人がDAP 行きます・・・やら九州のデジクリ読者から「夢に冒されそう・・」というメールやら、友人から「熱い!俺も乗る!」というメールやら、政治関係の人からDAP 行きますちうメールやら、ネット系の人からプロジェクトについてのアドバイスやら、かなり興奮してきてものすごい勢いでレスを書くのだが、もう「間に合わない!!!」なにがまに合わないって、脳で考えたことをキーボードに伝える指の速度が間に合わない!!! 私もかなり早いと自負しているがまったく追いつかない。特にイライラするのは、アドレス帳から送りたい人の名前を選んでいる瞬間。その操作もたもたとPCが処理している間に、送りたいと思っていた人の名前を次の発想が上書していってしまう〜! なんで、脳みそにコネクトしてそれを形にできるOSがないんだ!夜は、ロゴを作ってくれた友人のデザイナーの事務所にお礼がてら行った。渋谷のホテル街にあるその事務所で、ip2000についていくつかのアイデアを語り合う。話しの理解が早くて、もう船にふたりで乗っているような気分になった。Web はきちんと立ち上げようという話になり別れる。その後2時間でメールのやりとりが繰広げられ、ドメインを ip2000.net としてサーバーをレンタルすることにした。さらにWeb 系の企画もバシバシ届く! うーん、打てば響くとはこういうことね。ベンチャーやっている同世代の人のスsード感は、社員とはまったく違って気持がいい。時間の使い方が上手。その後プレゼン資料の続きを作成●27日(日)会社で目覚めて思いのほか寝てしまった! あせりながらプレゼン資料の続きとモーションロゴを作成。夕方のDAP のリハーサルに間に合わせる・・・。DAP のリハは無事終了。しかし接続系でいくつか注文をした。SXGAのプロジェクターにビデオ端子からパソコン出しているんだもの。他の人よく文句言わなかったなあ〜。小さい文字があるのでRGB じか差しにしてもらう。音のスピーカーは思ったほどいいものではなかったので、プレゼンの選曲をメリハリのついたものに変更することにした。応援にきてくれた友人と食事へ。そのまま近くの温泉銭湯に行きリラックス。パワポ作業に自宅に帰ると階段でハトが死んでいる。うーむ、ここ数日で2 羽目だ。なんか不吉。英語に詳しい友人にプレゼン資料の英語部分(といっても全部英語だ!)をチェックして修正してひと安心。パワポは100 枚を超えFAQ 用のBGV 系パワポも合わせると140 枚を超した。15分で説明できるかちょっと心配。マシンのスワップへの入り方もちょっと気になってきた。いろいろテストしてみる。で、午前2 時。会社に行き映像の編集に入る。おっとロゴのデザイナーからFLASH が届いている! なるほど! こういう動きをイメージしていたのか! 自分の作ったプレミアとは印象が違ったがこれもおもしろい。さらに膨大なピースボートの映像から、映像コラージュとして使えそうな部分をデジタイズ。これから音楽に合わせて編集となる。今日も会社は休んでいるので、物理的には邪魔は入らないはず。しかしパワポを仕上て、リハーサルをして、CD-R に営業用に焼いて名刺にip2000のシールを150 枚貼り、映像を編集したらテープにおとして、さらに縮小してMPEG4 にしてCD-R に焼きこみ、BGV の音楽をCDとMDで編集してDVに落し自分のプレゼンのカウントダウンタイトルをいれて・・・・・・・・あ、あと9 時間で1 人しかいないんだった・・・・・(脂汗)はたして今日の17時からのプレゼンに間に合うんだろうか?05:15

「ip2000」プロジェクト奮闘記 0030(2/29)「DAP」で弾んで奨励賞受賞!

「ip2000」とは5 月に出航して世界を一周するピースボートという船を移動デバイスとして使い、そこに映像、WEB、出版、デザイン、音楽を作るデジタルツールを満載し「BSデジタル放送」「CSデジタル放送」「WEB」「雑誌」「CD」などのソフトウェアコンテンツを制作していこうという壮大なプロジェクトです。ソフトウェア業界の「WILL」プロジェクトと解釈していただくとより理解しやすいかもしれませんね。いよいよ28日月曜日は、CGARTS協会の主催する「プレゼンテーション競演会」の「DAP」に出場!●28日(月曜)5:30-8:00落ちた・・・友人の電話でハッと起きてあせる!8:00-11:00ピースボートの映像を使い、イメージビデオをReel tme NITRO でノンリニア編集。イメージ音楽である「海の上のピアニスト」のテーマに合わせつつ船の舳先の映像を中心にタイトルをのせていく。ツインCPU なのでリアルタイムで合成されていくので、なんとか間に合いそう。複雑なフィルター処理を行なっているパートはレンダリングが必要なのでかけて、その間に別のマシンでパワーポイントの修正。11:00-13:00友人が助っ人に現れる。パワーポイントは、プレゼン用アニメーションを駆使してあるので膨大な量になっている。これをプリントアウト用に12枚まで削減。カラープリントする。って12枚分の内容しかないのか?! しかし間違えてページを削ったりして四苦八苦。と、あがったレンダリングを見ると一部コマの欠落があるが、うーん、これをつぶしはじめるときりがないのであきらめて次に進む。まずはコピー作業。今回はプレゼンお持ち帰り資料として3 種類のものを作りたい。ひとつがプリンタアウト、もうひとつがビデオだ。4 台同時に録画できるマトリックススイッチャーに接続して3 回録画して12本。コピーは1 度に12分かかるから、さらにその間に別の作業を。パワーポイントとパワーポイントビュアー、そして友人の作ってくれたFLASHをHTMLに組みこみリンクをいくつか追加してコーディング。これも分りやすくショートカットにしてお気に入りの220MB CD-RにVAIO で焼きこみ。この焼きこみが2 分、CD-R を最後に閉じるのに3 分、つまり1 枚5 分と時間がばかにならない。そのCD-R は別のフロアにあるので、焼き始めては別のフロアのカラーコピーで紙資料をコピー、30枚ボタンを押してはCD-R を焼き・・とやっていたら先輩がCD-R は焼いておいてやるよとうれしいお言葉。13:00-15:00音楽カウントダウン編集。次はBGV の音楽をCDからDVへ編集。その際に、30分のプレゼンを時間とおりに終らせるためのタイムキーパー映像を編集。つまり「30分」「29分」・・・というタイトル映像を1 分ずつNITRO で並べその映像と音楽をDVにコピーするわけである。音楽を鳴らしながらDVウォークマンの液晶に表示される数字を見ていくと「僕のためのADさん」ができあがりだ。ラスト1 分で「まき〜」と出るようにした。未来の自分へのまきを作っているのは奇妙なものだ(「まき」とはテレビ業界で「急げ!時間ないっす!」の意味)。なんとか適した音楽を選曲してDVにコピーしている間に、プリントアウトが完成。自分の経歴をモノクロで出し、これもソーターでコピー。しかしひっかかる! プレゼン前のソーター機能の利用ほどいらいらするものはない。「キーーー!」とか言いつつ、蹴り飛ばしながらコピーを済ませる。さて、製本。友人がいるので助かる。と、製本していたら欲がでてきた。愛用のローラースルーゴーゴーで飛出して、近くの文房具屋へ。クリアファイルを買う。海のイメージのクリアーブルーのいい感じのものを発見。30揃わないので、違う色も混ぜる。こういうときに限ってレジの新人がとろい。イライラしながら会計して戻り製本続行! しかし、ひとつひとつについている値札がはがれにくい。「キイーーー!」(爆発寸前)友人が根気よくはがしはじめたのでまかせて、今度はビデオラベル作り。せっかく友人の作ったロゴがあるのだから、オリジナルラベルを作る。クラリスワークスのドローモードでさっさと作り、プリントアウト&シール印刷。あ、カッターマットがない! 思ったところに道具がないとイライラする。どこなんだよ! カッターマット! キイーーーーーー!あった、スパスパ・・・あっ、力入れすぎてラベルがひとつずつバラバラに。このシールのポイントは面の皮1 枚残して切らないと、シールとしてはがす時にタイムロスが生じる。ああ〜1 秒を争っているのに自分としたことが、カッターの力の入れ具合を間違った 〜〜〜〜〜グアア〜〜〜〜〜〜〜!15:00-15:30移動。なんとかそろったプレゼンキット(VHS、CD-R、プリントアウト)と機材(VAIO C-1、DVウォークマン2 台、アタッシュケースセット=自作、スイッチャー)を抱えていざ赤坂へ!15:30-17:45会場につき早速スタッフに怒られる。「15:00 INって言ったじゃないですか!」「すんませーん、焼いたり剥したり閉じたり切りすぎたりしてまして!」(意味不明の弁明)会場のプレゼンの様子を覗く。まずは偵察。あれ? なんか学会の発表会のようなムードだ。自分が異端になる予感が。機材の配線を確めつつ、トイレでイメージトレーニング。「俺はプレゼン上手のスティーブジョブスだ」ブツブツ言いながらあっちいきこっちいき。人が入ってきたので慌てて出てジュースで一服。ぷは〜〜〜〜!・・・・・ZZZZ・・・・ああ! いかん! 寝てはいかん! 会場には助っ人の友人が続々と来てくれる。僕はゾクゾクしてきた。18:00-18:30プレゼン・・・・・・・・・・・燃え尽きた・・・・・・18:30-19:30放心しつつ外で機材をまとめていると、いろいろな方が声をかけてくれた!どうやら心には届いていたみたいだ。うれしい!19:30-21:00懇親会。いろいろな方と立食パーティ! 楽しいな! 40枚の名刺があっというまになくなった。資金援助の可能性も出てきた。ムフフフフフフフフフフフフフフ・・・・となにやら発表が。なんか発表するようなメニューがあったんだっけ? このイベントは? と思ったら、なんとベスト3 に贈られる「奨励賞」受賞!受賞者には製作費の10%サポート! ということはプロジェクト予算20億を目指す「ip2000」は2000万ゲットかああ!!!!!!! うごおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜! すごいすごい!というのは甘く、賞品はBJプリンターだった。でもうれしい。早速ロゴを作ってくれた友人に報告してお礼にあげることにした。21:00-23:00カフェで打上げ。助っ人にきてくれた友人に「今日はありがとう! さあ、スキなものをおごるよ!」と大見得を切る。閉店間際のカフェには固くなりつつあるケーキとかしかない・・・ヒューーー。コーヒー飲みながらさまざまな話をした。企画をひとつずつ詰めて行くと、うまくまとまっていきそうな「予感」を感じた。23:00-23:30会社へ機材返却。部署の人間にはこのプレゼンを言ってあったので「受賞」を報告。みなずかさず「それってどのくらいいい賞なんだよ? 何組中?」と聞いてくる。一応15組中のベスト3。賞は「奨励賞」しかなかったというと喜んでくれた。23:30-あっ、「こんな上司の下だったら俺は名参謀になれるぜベイベ!」と思って尊敬している代理店の人から、新しい仕事の発注メールが! あっりゃー! また忙しくなるかあ〜。と友人がどんどん「ip2000」のプレゼン用にいろいろな人をセッテイングしてくれる。今週はイサイズの人からMXTVの人まで大忙し。あっ、明日は夜バンタンで先生やるんだったんだ。テキスト作っていない!!やばし!今回プレゼン以降の文章までちょっとテンションを維持(意地?)できていないのは、疲れてはしょってしまったからです。ごめんなさい〜。プレの資料など郵送で希望者に送りますのでどしどしip2000事務局(VAIO C1のこと)にメールお送り下さい!kawai@taiyonet.or.jpDAP弾もう! 映像コンテンツプレゼンテーション競演会http://www.cgarts.or.jp/kyoenkai/index.html▼奨励賞おめでとう。で、BJプリンターだけ?

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