「ブログがなかった頃の僕のブログ」

これは2000年1月から9月まで日刊デジタルクリエーターズという メルマガで筆者が連載した「世界1周洋上放送局プロジェクト」 のアーカイブです。

2000-02

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「ip2000」プロジェクト奮闘記 00017 (2/8)社会人と会社人

さて、世界一周の船にプロダクション機能を載せ、複数のコンテンツを制作していくという骨格が分ってきた「ip2000」プロジェクトですが、なにを? 誰が? どうやって作って行くのか? まずは賛同者を集めながら企画を練って行こうと思いました。2月にプレゼンツールを作り、披露できるようになったら具体的なスポンサーを集めて4月に制作準備! 5月に出航だ! 私は布教する代りに「夢」を伝染させていくことを「布夢活動」と命名することにしました。布夢をさかんにすると「フムフム」となり「夢」はあらたな「納得」(?)へと変化していくのでした。知合いへのメールでの誘導作戦も展開していよいよ本格的な企画作業へと移っていきます。まずは重要なベースとなる船のことを解決していきましょう。ピースボートhttp://www.peaceboat.org/の事務所に説明会に行きました。そこでは若いエネルギッシュなスタッフが溢れていました。クルーズの意図や、今までの経験を元にいろいろな説明が行われます。プレゼンテーションともいえます。企業の広告のプレゼンテーションを、仕事として多く関ってきたことがありますが、彼らの説明はそれらのプレゼンテーションに決してひけを取らないダイナミックさがありました。しかも、それらのプレゼンテーションは映像やカンプライターが描いたコンテや、パワーポイントの美しいスライドがあるわけでもなく、あくまで身振り手振の話だけなのです。自分が見てきたものを伝えどう参加者、賛同者を増やしたらいいか? それを日頃から考えている彼らは、おそらく学生もしくはフリーターでありながら、実にしっかりとした目線を持っています。軟弱な社会人、いや会社人にはない野性的な目つきです。私はむしょうにワクワクしてきました。このムード、このテンション。自分なりに維持してきたつもりだけど、ここに来ると負けていると感じました。それがうれしい。本気な彼らに自分の本気を伝えるという一大作業が始るわけです。業界でプロであることや、所属する会社の大きさなど彼等には通用しません。「夢」の大きさだけが対抗できる要素なのです。今回の船の世界一周の予定は以下のようになっています。http://www.peaceboat.org/new/0005/index.html2000/5/22 東京 (日本)   5/26 香港 (中国)   5/28 ダナン (ベトナム)   6/1 シンガポール   6/6 コロンボ (スリランカ)   6/11 ポートビクトリア (セイシェル)   6/14 モンバサ (ケニア)   6/21 マッサワ (エリトリア)   6/25 スエズ運河   6/25 ポートサイド (エジプト)   6/27 アシュドット (イスラエル)   6/30 ピレウス (ギリシア)   7/2 ドブロブニク (ギリシア)   7/4 チビタベッキア (イタリア)   7/10 ラスパルマス (カナリア諸島)   7/20 ハバナ (キューバ)   7/24 パナマ運河   7/28 アカプルコ メキシコ   8/5 バンクーバー (カナダ)   8/15 カムチャッキー (ロシア)   8/19 東京 (日本) クルーズまであと100 日程度。定員は600 人。これだけの期間を船旅にあてられる人というのはふたつに分けられます。よっぽど時間のある人か、あらゆることに決断して「時間を作った人」です。そしてこの説明会で驚くべき数字が分りました。なんと現在の申込者の数が・・・・。(続く)

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