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「ip2000」プロジェクト奮闘記 00018 (2/9)前向きなリスク?
さて、世界一周の船にプロダクション機能を載せ、複数のコンテンツを制作していくという骨格が分ってきた「ip2000」プロジェクトですが、なにを? 誰が? どうやって作って行くのか? まずは賛同者を集めながら企画を練って行こうと思いました。2月にプレゼンツールを作り、披露できるようになったら具体的なスポンサーを集めて4月に制作準備! 5月に出航だ! 私は布教する代りに「夢」を伝染させていくことを「布夢活動」と命名することにしました。布夢をさかんにすると「フムフム」となり「夢」はあらたな「納得」(?)へと変化していくのでした。知合いへのメールでの誘導作戦も展開していよいよ本格的な企画作業へと移っていきます。まずは重要なベースとなる船のことを解決していきましょう。船として使用を想定しているピースボートの説明会に行きました。このプロジェクトの可能性を打診するためです。そしてこの説明会で驚くべき数字が分りました。なんと現在の申込者の数が600 人の船の定員に対して900 人に達しているんだそうです!!! このご時世に80日間の船旅にそれだけの人間が人生をかけてこの船に乗るわけですね。なにせ80日船旅をするのは、学生はもとより社会人にとってはひとつの賭けのようなものです。説明会でスタッフはいいます。「会社どうしよう? 学校どうしよう? ペットどうしよう? お金どうしよう? 考え始めたらマイナス要素ばかりあげてしまいますが、どこかで踏みきらない限り多分乗れないでしょう」その通りですね。そして私が、この船に乗る人間と時間を共にしたいと思う気持ちはここにあります。リスクを背負ってまで参加するからには、それを充実させたいと思っているわけです。そういう人間の集団というのは力があります。ある意味の宗教ともいえます。私はつねづね、個人があるモノに対してリスクを背負った分真剣になるという持論を持っています。単純な話、会社でPCを個人で買って使っている人と、会社に与えられて使っている人の技術取得の早さに違いがあるのと同じです。自腹切って痛めてそれを活用しなければその投資が無駄になる! と考えるから、人は一生懸命PCの使い方、そして自分の仕事を効率良くするための方法を身につけようとするのです。そしてその900 人ですが、慣例に従えば半分はキャンセルするそうです。とはいえ安心はしてられません。80日間98万円の一番安いコースは既に締めきりとなってしまったとのこと。すると残るコースというのは? (続く)

